先月アップしたタイトルの工事がいよいよ着工です。
今回の施工データの結果次第で、来年度以降の施工方法が決まります。
ライバル工法に負けたくはありませんが、データの何を重視して選定となるかは分かりません。
ですのでいつも通りの事をやり、当たり前に岩盤を割っていきましょう。
油圧クローラドリルも来た事ですので、それではいざ着工です。
今回の現場は作業ヤードがある程度の広さがあるため、弊社で一番力があるPowerROC T35を選定しました。
※撮影した現場は違います。
~着工~
今回は河川という事で、穿孔した孔の全てに水が溜まります。
面倒ではありますが、孔にビニールチューブを挿入しないと品質を確保出来ません。
水と練り混ぜしたブライスターをジョッキに注ぎ…
このようにビニールチューブにブライスターを注入していきます。
途中、宮城県に出張していた2人が差し入れのコーヒーを持って現場に立ち寄ってくれました。
こういう心遣い、嬉しいですね。
注入完了です。
前日注入した箇所が割れてきていますね。
防爆シートによる養生状況。
鉄砲現象が起きるとブライスターや石が飛散し危険ですので、養生は大事です。
なんとか全工程のデータ取りが完了しました。お疲れ様です。
来年度以降の同工事がどうなるのか、楽しみでもあり怖くもありますが…ベストは尽くした筈なので吉報を待つ事にしましょう。