タイトルにも上げましたが、発破工で計画が進捗している現場があります。
まだ計画段階ですので、工事名や工事場所は伏せますが…これが中々大変な条件でして。
【保安物件】であれば同意書さえ頂ければ問題ありません。
発破工における【保安物件】とは何か、また別の機会にアップするとして。
現場の写真はこちらです。
今回は3期ということもあり、何段か下がってきてますね。
丁寧な施工をされてて、綺麗な両カッチンが出来ています。
それにしても1期、2期と施工された業者様には頭が下がります。
こちらの岩盤を大型ブレーカ掘削だけで盤下げしたそうで…。
現場で確認した岩盤です。
節理(岩盤の割れ目)すら走っていない綺麗な霜降りですこと。
ロックシュミットハンマーを打つまでもなく【硬岩】ですね。
あまり考えたくはないですが、大型ブレーカのノミは何本逝かれたことやら…。
オペレーター様、本当にお疲れ様でした。
さてここでタイトル回収。
私が何を問題視しているかというと…隣接地にあるこちらです↓
『…六地蔵さんと墓地です。』
発破予定箇所から平面距離で20mほどしか離れていないんです。勘弁してよぉ…。
先ほど書いたような保安物件という訳ではないですし、関係各位から同意書さえ頂ければ【発破工】で施工する事自体になんら問題はありません。
他の工事場所でもこういう箇所は結構ありますし、実際何度も施工はしてきています。
なんでしたら他現場で六地蔵さんを仮で移動させた事もあります。
(※ 喜んでやりたい事ではない。)
それはさておき、土木事務所担当者様・元請業者様・弊社と打合せの状況です。
関西電力も来ていましたので必要事項の確認も怠らずに。
協議をした結果、【発破工】で施工する事に対して法令上に問題はありません。
同意が得られるのであれば、保安物件だろうがそうでなかろうが問題ありません。
それにしても、うーん…。
土建屋として、そして施工業者として…こんな事を懸念するのはダメだと思います。
『…だが、しかし。』
次の打ち合わせではお酒とジュースをお供えしたいと思います。
でもですね。
私のイメージでは社員にこんな感じで鼓舞してるつもりなのです。
多分、私が一番日和ってます。
神様仏様、発破工をするのであればどうか…無事に【何事もなく】竣工できますように。