皆さん、こんにちは。岩盤対策課 課長 山本です!
私、山本が初のブログ投稿という事で何かとおかしいところがあるかと思いますがご了承ください(>_<)
さて、いきなり本題ですが昨年9月~昨年末12月まで
な、な、なんと本社姫路市より約960km離れた宮城県黒川郡大和町まで出張に行ってまいりました!(車両にて約12時間(;’∀’))
と言う事で宮城県での仕事内容を説明させていただきます!
今回の作業内容は、宮床メガソーラー発電所造成工事に伴う【発破工】をやって参りました!
数量的には約20万㎥という大規模な量でした。
ちなみに20万㎥とは皆さんが利用する25mプールの水、約416杯分だそうです( ゚Д゚)
使用機械は山本が相棒としている油圧式クローラドリル【T-25 DC】を使用しました!
【発破工】の作業の流れを簡単に説明します。
まず初めに発破工で最も重要なマーキング(位置出し)をしていきます。
孔間がずれれば装薬する火薬量が変わるのでとても重要ですね!
続いてはクローラドリルにて削孔作業に入ります。
今回は地盤から地中に向け約6.5m削孔しました!
岩盤はどこも同じじゃないので、箇所箇所によって削孔のやり方を変えて行かなければなりません(+_+)
今回の現場はとても削孔しづらくて苦労した事は内緒にしときます(*ノωノ)
さてさて、削孔の時間に余裕ができたときは皆さんお楽しみでもありお待ちかね
上司から部下へ技術伝承の特訓が始まります(´艸`*)
今回は沖縄から入社された、新入社員Sさんに乗っていただき練習に励んでました!
ここでSさんに感想を聞きたいと思います!
Sさん:乗りなれない機械なので覚えるのに必死でした。しかし上司の熱き指導の下、分かりやすく
説明してもらい、最初よりはかなり操作出来るようになりました。
感想ありがとうございました!
私もまだまだ分からない事も多いので日々一緒に努力し頑張りましょう!!
続いては火薬を切羽に持ち込みます。
硝安油剤爆薬 ☟☟ダイナマイト(親ダイ) ☟☟
持ち込み完了すれば、先ほど削孔した発破孔に竹を挿入し深さを確認してから火薬を装薬開始します!
いいですねぇ~。しっかり竹で確認しながら装薬していますね(o^―^o)
火薬を入れ終われば次はタンピングといって砂、細かな砂利などで締固めをしていきます!
ここで綺麗に締固めが出来てなければ、発破した時に吹き出したり石が飛んだりしてとても危険です!
もちろん私たちはプロなのでそういう失敗は許されません!
装薬が完了すれば次は、親ダイと親ダイを直列繋ぎにする、結線作業を行います!
結線で重要なのは一つ一つを確実に繋ぐことですね!
結線が終われば作業員一人一人が結線部の本数確認をし、みんなで報告し合って本数漏れがないかを確かめ合います!
本数漏れが無いことを確認したら近くで作業している業者さん達に退避命令を出しに行きます。
退避命令を出したあとは自分たちも退避し待機します。
待機時間は作業の反省点や次の作業内容などの打合せをし、次の作業がはかどるように意見を出し合います!
みんなが意見を言える環境がある事はとても良い事ですね(´艸`*)
では、皆様お待ちかねの発破点火のお時間が来ました!
様々な作業工程を丁寧にこなし点火に至ります。
なのですがパソコンの不具合により発破の動画が載せれないみたいなので、また後日載せさせていただきます(>_<)
点火が終わり、点火直後の切羽の状態です。
点火前に比べて発破を打てば結構盛り上がってますね(;’∀’)
この時は約1.5m~2.0mぐらい盛り上がりました!
そして点火5分以上経過してから切羽の最終確認を行いにいきます!
これは、山本が大きい体を揺らしながら頑張って走る姿ですね。。足が上がってないのがよく分かります(‘_’)
このままじゃ躓き転倒しそうなので痩せます!!!
というのは置いといてですね、、、(笑)
確認後、発破終了のサイレンを鳴らし周囲にお知らせし、発破作業終了です!
ここまでが発破作業の流れです!
簡単ではありましたが
文字では書ききれない事がたくさんあります、毎日同じではないですし天気にも恵まれないことも多々あります。
ですが、色んな経験を経て得るものがあります!
そんな中私たちは、日々努力し学び昨日よりも一歩前進できるよう精進しております。
今後とも怪我、事故の無いよう頑張っていきましょう!
長期出張本当にお疲れ様でした!