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火薬類取扱所、火薬類火工所の設置。

本日11:00から火薬類譲受・消費許可申請書の件で役所立会の元、兵庫県丹波警察署の方と現地立会でした。

現地では社員達が火薬類取扱所火薬類火工所を設置している最中ですので、現場代理人O氏に任せるつもりでしたが…。

 

しかし、現場経験は豊富なのですが、こういう立会というものに対し社員達は経験が不足しています。

火薬類の消費というものは大変危険を伴うものですし、盗難にも十二分に留意しなければいけません。

ですので、警察署の生活安全課や県民局員の質問に対し、はっきりと受け答えをしないといけません。

 

※立会へ向かう様子。

 

机上の勉強だけでは学べないことも沢山あります。

現場だけやっていても分からないことは山ほどあります。

資格知識をフル活用し、現場で学んだ知恵を振り絞る必要だってあります。

私も先輩たちから学んだものです。

頑張れ、若人たち!これからの中爆は君たちに懸かっている!

 

~無事立会終了~

さて、火取所・火工所の方はどうなっているでしょうか。

 

火薬類取扱所設置の様子。

有刺鉄線もきっちり巻けていますね。

これがなかなか大変でして…腱鞘炎になりそうなぐらい手や腕が痛くなります。

 

もう完成間近ですね。

火薬類取扱所は、その日に使用する爆薬や電気雷管を一時保管しておく場所です。

ですので、この中に常にダイナマイトがある訳ではありません。

 

火薬類火工所の方は完成していました。

火薬類取扱所からこちらの火薬類火工所へ、①爆薬②電気雷管を経由します。

(※増ダイと硝安油剤爆薬は加工する必要がないため、取扱所から直接切破へ運びます。)

ここで、①+②【親ダイ】を作成します。

それを切破(発破をする施工箇所)へ持っていく。

【火薬類取扱所】【火薬類火工所】とはこういう役目になります。

 

試験発破は3月上旬予定です。

許可が無事に下りるとして、試験発破の準備だけはしておかなければですね。

騒音・振動検査は墓地隣接する工場の2箇所でデータを取れば良さそう。

 

長年発破をやってきてはいますが、最初は未だにドキドキします。

発破が上手くいき、地域住民の方々や元請業者様にニッコリしてもらえるよう頑張りましょう。

 

 

~追伸~

ちょっと感動したことがありまして。

これを見て下さい。

現場でよく見る仮設トイレなのですが。

 

男子と女子が完全に分かれている…だと…!?

そしてよく見ると…。

 

 

【こんふぉーたぶるな快適トイレ】ってすげぇ…。

 

思わず入ってみたくなりましたが、さすがに我慢。

最近では仮設トイレですら何というか『行きとどいている』のですね。

私が知らないだけなのでしょうが、ここまで配慮出来る元請業者様に少し感動しました。

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