さて、またまたやって来ました【シーガケーン!】。(〇ッテQ!的なノリで)
去年末に試験施工を瀬田川で施工して以来ですので、三ヶ月ぶりとなります。
今回の依頼内容は「50t級の転石を割って欲しい」とのこと。
橋の下にある…という事で、電話で聞く限りそこまで難しくはなさそうでしたが…。
写真だけでは分からない事がありますので、社員O氏と現場確認をしておくことに。
約束の時間より早めに着くよう現地へ向かったのですが、なんともまぁ…
めちゃくちゃ狭い。
しかもここ、バスが通るんですよね…。
この写真は分かり易い看板の前で撮ったものなので広く見えますが、実際はかなり狭い箇所が延々と続いていました。
油圧式クローラドリルの搬入ルートを考えると、こっちは無理だしな…まぁ後で考えましょう。
「怖いんですが…」「狭いんですが…」などとブウ垂れてる間に、現場事務所に到着です。
元請業者様と名刺を交わし、いざ現場確認です。
「後ろついて行きまーす」って追いかけてたのですが、何故かどんどん山に登っていく元請業者様。
んん?橋の下ってことだし、道路の反対側を流れてる河川じゃないの?
覆工板で作られた道なき道?をずんずん上がって行った矢先、急に車を止めるS氏。
S氏(元請)「ここなんやけど~」
あれれ?山の上ですし、川は何処…って、嗚呼、なるほど。
【橋】ってそういう事でしたか。
この覆工板の下って事ですね!
この時点で頭の中は「油圧式クローラドリル」→「人力による削岩機」に変更です。
対象の転石はどこでしょうかね。
安全のため、布団籠を掴みつつ下りていきます。
はい、到着~結構きつい勾配でした。
この光輝いている転石が破砕対象です。
静的破砕剤(ブライスター)を使用した【静的破砕工】が無難且つ最適でしょう。
【どんな大きさか?】よりも【どんな形か?】が重要なのが転石です。
どんな角度で立っているのか?オーバーハングしているのか?乗っているのか、埋まっているのか?
などなどO氏がチェックしていきます。
左側面から。
右側面から。
岩質はこんな感じ。
…うん、特に問題なしですね。
これであればしっかり割れてくれるでしょう。
高いところが苦手らしく、確認後スタコラと退散するO氏。
4月頭~中旬には施工して貰いたいとの事ですので、急ぎ3社見積の作成とお願いをするとしましょう。
もし施工するのであれば施工日数は3日間~4日間もあれば十分終わるでしょうし、…そうだなぁ。
誰を職長にして経験を積んでもらうか、最近の悩みどころではあります。
覚えたての若い子か…最近色んな事が分かりつつある中堅か…はたまた安心の熟練者か…。
まっ、現場次第でもあるので追々考えておきましょう。
~追記~
道中、なかなか「えぇぇえええ?!」ってものに出会いました。(イッ〇Q!的なノリで)
それがこちら↓
【タヌキめっちゃおる…。】
(信楽陶苑たぬき村という有名な所です。)
生タヌキは地元じゃ何も珍しくもないし、普通に道路横断しまくってるのですが。
生じゃないタヌキに少し心惹かれたので、次行った時はちょっと寄ってみようかな。
それでは皆さん、次回の更新でお会いしましょう。